白点病治療には、民間療法も有効です

私は、白点病対策として行った『塩浴』と『鷹の爪』の効果があったと思っています。今日は、そのまとめです。

始まりは、一匹のカージナルテトラから

始まりは、一匹のカージナルテトラの表面に、白いつぶつぶが付いたことからでした。特に弱った様子もなく、元気に泳ぎ回っていました。また、白点病にかかった魚の特徴としてみられる"体を何かに擦りつける"といった行動もありませんでした。

それでも当時、大慌てだった私は、その一匹だけを隔離しようと悪戦苦闘していましたが、見かねた妻の一言で水槽全体の対策に切り替えました。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

対策の第1弾は『塩浴』

そもそも『塩浴』という治療方法は、塩がもつ消毒効果と、飼育水の浸透圧を調整して魚の体にかかる負担を減らし、体力を確保してあげることを目的としています。

白点病は、飼育水に常時存在する『ウオノカイセンチュウ』という病原虫が、何らかの原因で弱っている魚に寄生して発病しますので、他の魚に広がるのを避けられると思っていました。

感染は、あっという間に

しかし現実は、その日の夜までに数匹のレッドプラティ稚魚にまで感染してしまったのでした。

『塩浴』の効果がまだ出ていないとは思っていましたが、翌日も同じ状態だった場合を考えて、妻には『鷹の爪』を買ってきてもらうことにしました。

対策の第2弾は『鷹の爪』

鷹の爪』による治療は、成分に含まれる『カプサイシン』の殺菌効果を利用したものです。10リットルに対して、1本の鷹の爪を小さく刻みお茶袋に入れて、水流のあるところに浮かべるのが良いそうです。私の場合は、ただ水槽に入れただけなので、水面に浮かんでいる日もあれば、水底に沈んでいる日もありました。

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突然、★になる魚が続出!!

ちょうど、『鷹の爪』を入れた直後でした。カージナルテトラやレッドプラティ稚魚たちが、バタバタと★になっていったのです。当時の私は大パニックで、ブログも★記事ばかりです。

『鷹の爪』治療には、酸欠症状を引き起こし、体力を大きく奪われて★になることがあるそうです。我家では、カージナルテトラが2匹、稚魚が5匹★になってしまいましたが、カージナルテトラはこれが原因だったかもしれません。ただ、妻からの一言で3日後には『鷹の爪』を取り出しました。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

稚魚たちが★になった原因は、吸込み事故の可能性が大きい

稚魚たちの原因がわかったのは、さらに数日後でした。たまたま★になった稚魚を取り出そうとして、外掛けフィルターの電源を切ったことで分かりました。そうなんです、今まで★になると、みんな吸込み口に挟まっていたんです。水槽大崩壊を迎える前の吸込み口には、ストレーナーと呼ばれるスポンジを付けていたのてすが、それをサボったことが原因だったようです。

まとめ(教訓)

すべての魚を救えたわけではありませんが、白点病治療に『塩浴』と『鷹の爪』は、有効だったと思います。あとは、やはり、しばらく観察すること。これが重要でした。

今まで他の記事を読まれている方々からは、え〜と言われそうですが・・・、あっ、聞こえない。

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