さんま!!

今週のお題「秋の味覚」

本日は久しいぶりにお題にチャレンジです。

私の実父は岩手県宮古市の出身です。宮古には実父の兄(伯父さん)がいて、毎年秋になると大量のサンマが送られてきました。私も既に結婚・独立していましたので、実父に送られてきたサンマがさらに小分けされて送られてきていました。送られてくるサンマの量が多くて、いつもご近所さんにおすそ分けをしていました。ご近所さんの受けもよかったです。

東北大震災の翌年、目黒のさんま祭りで岩手県宮古から大量のサンマが送られてきたニュースが出ていたのを知ったとき、『やったじゃん』と本気で喜んだ記憶があります。

また、東京で生まれ育った私ですが、なぜかお魚をきれいに食べることができたので、妻や義父(鹿児島で漁師をしていました)に、『本当にお魚をきれいに食べるね』と言われていたことを思い出します。いい年をしたおやじでしたが、この言葉を言われるたびに”ちょっと嬉しくなった”ことを覚えています。

宮古の伯父がなくなり、サンマが送られてくることはなくなりました。義父がなくなり、お魚をきれいに食べるねぇと言われる機会もなくなりました。

それでも、秋の声を聞くと『あ~、サンマの季節がまた来たんだなぁ』と思っています。

懐かしい思い出です。

追記

 最近知ったのですが、伯父が実父に送ってきた秋の便りの中には、サンマ以外にウニやイクラが大量にあったそうです。我家にはサンマ以外、送られてきたことがないのですが・・・。なんでやねん!!

おしまい