ピートモスパック

水槽のpHを下げるために、ピートモスパックを入れました。本日は、その紹介です。

7月に入ってから、緩やかに上昇し始めたpH。先週末には、ついに8.0になりました。

お魚やエビたちは元気にしているので、慌てて対策を打つ必要はなさそうですが、コケが酷すぎて水草たちの元気がありません。
そこで、pHを積極的に下げることにしました。

pHを上げる原因とは

熱帯魚を飼育していると、通常はpHが下がる傾向にあるそうです。理由は、生体への餌やフン、餌などの分解生成の最終物質として、硝酸やリン酸が水槽内に溜まってくるからだそうです。

一方、pHを上げる原因としては、次のようなことが考えられるそうです。

  • 水草への肥料(カリウム
  • サンゴや貝殻類を水槽に入れた場合
  • レイアウトで用いる石
  • pH上昇剤を使用した場合
  • 硝酸やリン酸を吸着する物を使用した場合
出典:水槽水質で重要なpHについての基礎知識! | アクアリウム初心者

 Σ(゚ロ゚ノ)ノ

心当たりが、ありすぎです!!

底床一面を緑の絨毯にしたくて、頻繁に肥料を入れていました。

入れていた肥料は、『GEX 水草一番 栄養ブロック』、『ハイポネックス スティック』、『テトラ (Tetra) イニシャルスティック』の3種類だったのですが、そのうち2つはカリウム主体の肥料でした。カリウム自体、実は強アルカリ性だそうです。

また、黒髭コケ対策として『鉄クギ』や『赤玉土』を使用していました。赤玉土自体は弱酸性だったのですが、リン酸を吸着させていたので、無意識のうちにアルカリ性に傾けていたようです。

(・_・、)

すぐにやったこと

先週末からやったことは、次の2つでした。

  1. 追加の施肥を止める
  2. 赤玉土を増量する
  3. CO2の添加量を増やす

埋めてしまった肥料を直接取り出すことが難しかったので、まずは追加することを止めました。また、赤玉土が弱酸性だったので、リン酸の減少については考えずに増量していました。さらに、CO2の添加がpHを下げるということを知って、発酵式CO2容器の中にドライイーストをせっせと入れていました。

一週間後の結果は

昨日測定した結果は、pHが8.1と若干上がっていました。測定誤差があるとしても、『たいして変わっていない!!』という結果でした。

さらに水槽内を見渡すと、コケがコケを襲っていました。

(>_<。。)

なぜピートモスなのか

数あるpHを下げる方法の中で、私にとって最も追加費用をかけずにできるものだったからです。

このピートモス、実は「水苔」が堆積したものが地中で炭化したもので、弱酸性を示します。 英語の表現通りですね。 弱酸性を示す理由は、フミン酸やフマル酸を含んでいるためで、これらの成分が弱酸性にしています。

出典:ピートってなんぞや?

本当は、以前使ったことのあったフウの実を探していたのですが、近所のショップでは以前に比べて値段が高くて高くて・・・。

準備作業は

近所のD2ケーヨーデイツーで園芸用の成分未調整ピートモスを購入しました。なんと、百円玉3枚でお釣りがきました。

園芸用ピートモス

これを茶こし袋に入れて、水で揉み洗いをします。はじめは水が真っ黒になってビックリしました。なんでも、この水を水槽に入れるとブラックウォーターを作れるとか。そこまでしたくはなかったので、何度か水を換えて洗い続けました。そして、最後はいつもの通り熱湯浸けです。

熱湯風呂に入れたピートモスパック

水槽へ投入

外掛けフィルターの中と、ストレーナーの横にそれぞれ入れました。

ストレーナー横に入れたピートモスパック

入れたとたんに黒い小さな粉が舞っていましたが、しばらくすると透明な水に戻りました。1日たっても特に黒ずんではいません。たまたまなのかな?

最後に

本日は、pHを下げるためにピートモスパックを入れたことを紹介しました。来週の水換えが楽しみです。

 

 

何も変わらなかったりして。

 

 

(*゜▽゜*)え???

 

 

おしまい