実父の水槽を短期間で立ち上げるべく、水つくりを始めました。本日は、その紹介です。
空回しが必要なんです
通常、水槽を立ち上げるには注水後、最低でも1週間は生態を入れない『空回し』と呼ばれる期間が必要です。これはレイアウトを決めて器材をセットしてから、生体を入れずにそのまま過ごすという期間です。理由は、生体を入れることで発生するアンモニア(毒性)を硝酸塩(低毒性)に変えるため、水槽内にさまざまなバクテリアを定着させるためでした。
わが家の水槽も購入した当時は、ショップの店員さんのアドバイスがあり、1週間は何も入っていない状態にしていました。それでも、途中、水が白濁したり、いつの間にか無くなっていたという不思議な現象を目の当たりにしていました。
ところがです。
私が実父の家に行けるのは月1回、週末の土日ぐらいです。水槽の立ち上げがあるとはいっても片道2時間かけて行くとなると、このコロナ渦では十分な手順を経られそうにありません。そこで、立ち上げ準備として、事前に水つくりをすることにしました。
短縮するには
こちらの記事を拝見すると、次の5つの方法が有効そうです。
できるだけ出費を抑えたいので、「3.バクテリア剤を使う」と「2.水草をたくさん入れる」はできなさそうです。一方、「1.エアレーションをする」と「4.吸着系ソイルを使う」はクリアできそうでした。そうなると、残るは「5.種水を入れる」でした。
種水とは
種水とは、すでに機能している水槽の水や濾材の一部のことを指します。それを新しい水槽にと入れることによって、生物濾過の作用をいきなり機能させてしまおうというものです。
え、そうなの?
わが家の水槽は立ち上げから5年が過ぎていますので、飼育水やろ材の一部を使えばよいのかと思いました。
ところがです。
現在稼働している水槽の状態が悪く、魚が病気を持っている場合、その水槽の水や濾材を持ち込むことによって、新しい水槽でも病気が蔓延する可能性があります。
白点病や水カビ病が発生したことのあるわが家の水槽。それに、黒髭コケや糸状コケが蔓延しているため、どうやら種水としては使えないことが分かりました。
だったら
しばらく考えました・・・
そうか、だったら、わが家の水槽の飼育水ではなくて『空回し』をするのと同じ状況をつくれば良いのではないかと思いました。しかも新しい水を使って・・・です。
調べてみるとアンモニア水を使った『フィッシュレスサイクル』なるものがあるそうです。
アンモニア水・・・、そこまでやらなくてもよいかなぁ。別の方法を考えます。
やり始めたことは・・・
さっそく近所のダイソーで『メガフードコンテナー』を購入しました。わが家の熱帯魚用タッパーは2リットルしかなかったので、購入予定の水槽(約14リットル)の1/3ほど入るものです。
さっと水道水で洗った後、カルキを抜いた水で満たし、エアレーション(ブクブク)を開始しました。中には、水槽に入れる予定のわが家のお古の溶岩石を入れました。
まとめ
本日は、短期間で水槽を立ち上げるために、水つくりを始めたことをご紹介しました。まだまだ試行錯誤を続けることになりそうですが、それは都度このブログでご紹介していきたいと思っています。
あなたって、本当にこういうことが好きなのね。
うまくいくといいね。
(*゜▽゜*)え???
おしまい