ラクフィルスリム(プチ改造)

外掛けフィルターをプチ改造してしまった私。やっぱりラクフィルスリムもプチ改造してしまいました。本日は、その紹介です。

そもそも

実父の水槽を立ち上げると決めたときから、水換えのやり易さを考えて『GEX ラクフィルスリム』を使おうと思っていました。だって、別の器材を使わずに、簡単に水換えができるのですから!!

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ところがです。

ネットの評判を見ていると『水換え用のサブフィルターとしては優秀』とか『改善、改造の余地あり!大きさの割にろ過力が……』というレビューが気になりました。

そうなんです。

このフィルターのろ過材は、取水口近くにつけられた『スリムマット』と、モーター前につけられた『スポンジマット』の2つだったからです。

でも、実際に届いた商品を見ると、スポンジマットは結構大きくて、レビューで言われるほど頼りなくはなさそうです。

ビデオを眺めていると

GEXさんのビデオをぼんやりと見ていると、本体内に多くの隙間があることが分かりました。

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デジャブ

あれ、以前にもこんなことがあったような・・・。

そうなんです。初めて使った外掛けフィルターを思い出しました。テトラのAT-30です。すぐにAT-50に変更したのですが、どちらも『バイオパック』と呼ばれる『ウールマット(?)+活性炭』を主体にしたものでした。

そうなると、かつて『外掛けフィルター(プチ改造)』をしてしまった私の心に火が付いてしまったのでした。

tk450.hatenablog.com

ただ、今回もろ過能力アップというよりは、定期的に交換しなければならない『スリムマット』の代わりに、外部式フィルターなどで使っているろ過材を使用することで、ランニングコストを抑えることを目的としました。

あわよくば、ろ過能力もアップされたら良いなぁ・・・くらいです。

ろ過材を入れられそうな場所

GEXさんのウェブサイトをみていると、少なくとも次の3か所にろ過材を入れることができるのではないかと思いました。

ラクフィルスリムでろ過材を入れられそうな場所

1つ目は『スリムマット』を入れている①の部分です。2つ目はモーターからくみ上げられた水がたまる②の部分です。3つ目はモーター横の③の部分です。

そこで、まずは②の『モーターからくみ上げられた水がたまる部分』にろ過材を入れることを考えました。

水の流れを作るために

ろ過材を効率よく使用するためには、水の流れをつくる必要があります。そこで、今回は次のような構成にすることにしました。

初期構想です

①に仕切り版を、②③に通水性のある網をおいて、AとBにろ過材を入れる方法です。この方法ですと、水の流れはB⇒Aろ過材を通過することができそうです。

水の流れです(願望)

実物を見てみると

モーターと直結しているパイプは2種類のものが組み合わされており、それぞれ直径が大きく違うことが分かりました。ここにろ過材を入れてしまうと、パイプの上げ下げがうまくいかなくなりそうです。

( •᷄⌓•᷅ )੨੨

しばらく考えて・・・、パイプのそばには、ろ過材を入れない方法を考えました。仕切り版をパイプのそばにつける方法です。

新たなる計画

外掛けフィルターのときとは違って、少々複雑そうです。

( ´•д•`; )

久しぶりの工作タイム

くみ上げられた水が溜まるところ

家にあったダイソーの『カラーボード』と『キュコット・プラバン』、そして『園芸用大きい鉢底ネット』を使って作業に取り掛かりました。目分量でカラーボードやプラバンをカットしては、ダイソーの『万能接着剤』でペッタン、ペタンです。

あ〜だ、こ〜だと試行錯誤の末に出来たものはコレです。

得体の知れないパーツ

切断面がとてもで、接着剤もすご~くはみ出しています。

かっこ悪~いぃ!!

(´•̥ ω •̥` )

ちなみにこれは、2つのパーツで構成してみました。1つ目はパイプ付近に取り付けるもので、ろ過材を入れるためのものです。

ろ過材を入れるパーツ

2つ目はパイプから出る水を受けとめるためのパーツです。

水を受け止めるパーツ

本当は1つのパーツにしたかったのですが、目分量で組み立てる私の場合、すき間が多くなってしまうため、2つのパーツでいい加減にすることにしました。

2つでやっと一人前になる仕切り版

※このパーツを組み立てた後、しばらく水つくり用タッパーに入れていました。すると万能接着剤が白化してはがれそうです。今回はこのままとしましたが、できれば耐水性の接着剤を使った方がよさそうでした。

スリムマットが入るところ

こちらは、ダイソーの『PPT厚板シート』に『園芸用大きい鉢底ネット』を張り合わせて作りました。

スリムマット部分の仕切り版

スポンジマットが下にあったので、仕切り版としては上の方に穴を開けています。水の流れとしては、スリットから入った水をいったん上にあげて、ろ過材を通してからスポンジマットのある下方に落とすようにしました。

ろ過材は

使用するろ過材は、わが家で余っていた『エーハイム サブストラットプロ』と『太平洋セメント パワーハウス ソフトタイプ』です。

エーハイム サブストラップは、くみ上げられた水の溜まるところに、パワーハウスは、スリムマットが入るところにいれました。また、スリムマットが入るところには、ろ過材の反対側にコーナンの『ろ過マット』を入れることにしました。

ろ過材を入れたラクフィルスリム

動かしてみると

と~っても、とても不安な気持ちを抑えながら、電源を入れてみました。

結果は・・・

水が出たぁ!!

せっかくなので、動画を撮っています。あ、いつものように音を消しています。

まとめ

本日は、ラクフィルスリムをプチ改造したことをご紹介しました。思った以上に複雑で、出来上がったパーツはとても不恰好なものでした。

まぁ、いいか・・・

 

 

 

水が流れているというよりは、上から漏れているように見えるのは私だけかしら?

 

 

(*゜▽゜*)え???

 

 

おしまい