長かった娘たちの受験が、やっと終わりました。本日は、そのご報告です。
大学受験の長女
長女はたくさんの試験に挑みましたが、願いかなわず、たまたま学習塾に勧められて受験した学校から合格通知をいただいただけでした。昨年の夏ぐらいから『私は◯◯に行きたい』と言い、年末年始も返上して勉強をしていました。え〜、せめてお正月ぐらい勉強しなくても良いのに〜と思ったほどでした。
2月半ばの合格発表が始まったころ、私は当然、合格通知をいただけるものと思っていました。ところが発表を迎えるたびに、長女からのLINEは『今日もダメだった』と変わらぬものになっていきました。
行きたいと言っていた学校からは、結果発表サイトで"不合格"の3文字が表示されただけ。
受験というのは、どんなに頑張ったとしても、その瞬間に実力を出せなければ、結果がついてこないんですよね。
最終発表の2月末までは、本当に長かったです。
高校受験の次女
長女と違い次女は、学習塾の模試の結果を見ながら志望校の調整をしていました。普段から、あまり勉強をしないので、妻とはしょっちゅう喧嘩です。それでも、志望校の調整をやり続けていたところ、彼女にとって『もう、これ以上は、下げられない』というところまで来てしまったようでした。
幸いにして、年始から始まった毎週模試という学習塾の講座に出席して、程々の結果を出せるようになり、本人はとても喜んでいました。
ところがです。
本番の試験が終わって学習塾で自己採点をしたところ、かなりの凡ミスがあったことが分かりました。妻によると、この点数では合格は難しいかも・・・。
普段から妻と喧嘩ばかりしていた次女は、妻から言われていた『県立高校に合格できなかったら、中卒で働きなさい』ということを本気で考えていたようです。私立高校には合格しているのに・・・。
そして発表の日です。
お昼休みに、妻からLINEが来ました。
『合格!!』
さらに、泣きの涙のスタンプまでついています。まったく、本当に心配させるのだから。
再チャレンジ
3月のはじめに、長女が私に『来年も大学入試にチャレンジしたい』と言ってきました。
私自身、一年間の浪人を経験していましたので、特に反対する理由はありません。ただ、やはり心配だったので、いくつかの約束をしました。
卒業式の前日
長女の第2志望(ん、第3志望?)の学校から、突然、合格通知が届きました。
詳しくは知らなかったのですが、合格しても手続きをしなかった人が多かった場合、追加で合格が出るようです。もともとグーグル先生から、そう言ったこともあるよとは聞いていたのですが、まさか、現実になるなんて。
友達の家に泊まりに行っていた長女に、妻がLINEで知らせたところ
『え、何?』
『何のこと!?』
とはじめは分からなかったようです。学習塾では教わらなかったのかなぁ?
彼女が喜んでいたのかどうかは分かりませんが、おそらく友達たちに祝福してもらえたのでしょう。
昨日、入学手続きを終えました。学費を分納にしたので、来週、最後の振込みを終えれば、本当の意味で終了です。
本当に、本当に、長かったぁ。
追伸
合格通知をいただいた試験は、お弁当箱を忘れてきたところです。妻と二人で『あの子とは、本当に縁があったね』と言っています。
おしまい